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資生堂、ヒアルロン酸事業で糖質科学研究所と資本・業務提携

2007年07月07日 08:37更新 前の記事 次の記事  企業・資本・業務提携一覧
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 5日、資生堂は、化粧品や医薬品、食品原料であるヒアルロン酸(HA)事業において、医薬開発ベンチャー企業の糖質科学研究所に対して、1億5000万円の出資及び業務提携の契約を締結したと発表した。今後、両社は、双方の事業インフラと知的財産を相互活用し、HAの新製品開発と事業化を推進していく。

 HAは、1980年代前半に化粧品原料として配合されるようになり、市場が形成されたもので、80年代後半には医薬品市場、2000年代になって食品市場も形成されてきた。

 資生堂は、1985年に初めて発酵法により高分子領域のHA量産技術を確立し、HA事業に参入。その後、20年以上を経た現在でも同事業は順調に伸長しているという。自社製品では、高分子HAの高い水分保持機能を応用して化粧品や食品に配合しているほか、医療用医薬品にも応用し、眼科手術補助剤や関節機能改善剤などを開発している。

 現在市場で依然として根強いHAの需要があることを受け、国内のみならず海外メーカーが多数参入して競合が激化しており、新機能や付加価値を備えた次世代の製品開発が急務となっている。このような市場環境において、資生堂は、HAの機能拡大を目指して新たに低分子領域での開発を進めてきた。

 一方、糖質科学研究所は、HAの低分子物質である「HAオリゴ糖」に生理活性作用があることを新たに発見し、医薬品への応用を進めている。HAの新たな機能開発を模索していた資生堂は、糖質科学研究所との戦略的アライアンスの可能性を検討し、今回、資本・業務提携を決定。

 今後は、資生堂が保有する研究開発、製造、販売などの事業インフラと、糖質科学研究所が所有する知的財産を相互活用することによって、医薬品を始めとする「HAオリゴ糖」関連商品開発と事業化を推進していく方針。

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