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はてな、英語圏向けポータル「Hatena」開設、「はてなスター」「はてなメッセージ」も運用開始
はてなは11日、米子会社のHatena Inc.発の新サービスとして、英語圏向けの新ポータル「Hatena」を開設し、「はてなスター」(英語版:Hatena Star)と「はてなメッセージ」(英語版:Hatena Message)の日本語版及び英語版をリリースしたと発表した。
「はてなスター」は、ブログに設けられた「はてなスター」用ボタンをクリックすることで、閲覧者がエントリーに対して☆(星)を付けることができ、ブロガー同士、あるいはブロガーと閲覧者が交流を図ることのできるサービス。コンセプトは「ブログをいっそう楽しくするサービス」としている。
はてなのブログサービス「はてなダイアリー」と、グループウェア「はてなグループ」のブログには、11日から自動的に「はてなスター」機能が追加されており、はてな以外でも、JavaScriptが利用可能なブログサービスに設置可能。現在対応しているはてな以外のブログサービスは、「livedoorブログ」、「FC2ブログ」、「Movable Type」、「WordPress」、「Blogger」、「TypePad」となっている。
「はてなスター」では、最近1ヶ月以内に☆を付けた相手は「Favorite」となり、互いに☆を付けあうことにより「Friend」になる。自分が☆を付けた「Favorite」が、自分のブログを閲覧したときには、追加用ボタンの隣りに「コメントボタン」が表示され、コメント書き込みが可能となる。コメントの閲覧も「Favorite」からのみ可能。
はてなは、日本のブログブームのさきがけとして、2003年1月よりブログサービス「はてなダイアリー」の運用を行っており、現在は30万人のユーザーが使用している。一方で、はじめてのブログ開設者の中には、何を書いて良いか分からず書くのをやめてしまう、他のユーザーの心無いコメントによって心を痛めてしまう、スパム行為にうんざりする、という出来事も頻繁に発生しているという。こうした現状の中、より閉鎖的な空間で安心してコミュニケーションを行うことができるSNSサービスが人気を集めている。
これらの状況からはてなでは、「ブログサービスはまだまだ発展途上であり、より快適に利用できる仕組みへとブログを進化させなければならない」という結論に達したという。オープンな空間に文章を書くことの素晴らしさを多くの人が体験しないまま、ブログをやめてしまったり、閉鎖的な空間に閉じこもってしまうのではなく、その素晴らしさを誰もが簡単に感じることができる仕組みと場を作り上げるとしている。
その取り組みの第一弾として、今回のはてなスターを開発。はてなスターでは基本的に他人を褒めることしかでず、コメントをつけるにはともだちになる必要があり、ブログを読む人の9割が「面白い」と感じているのに、実際に目に見えるのは残りの1割の人の批判的な意見ばかり、というような事は起こりにくくしているという。また、オープンな空間に部分的な閉鎖空間を偏在させることにより、良質なコメントのやり取りができるとしている。
「はてなメッセージ」は、はてな内からの様々なメッセージを受け取り、集約的に管理できるサービス。現状は、自分のエントリーに「はてなスター」のコメントが登録された際、あるいは自分がコメントしたエントリーにコメントが登録された際にメッセージが送信される。ユーザーは、はてなにログインし「はてなメッセージ」のトップページにアクセスすることで、メッセージ閲覧が可能となる。メッセージ登録時には、はてなの登録メールアドレスに自動的にメールが送信され、ユーザーはサイトへのアクセスとメールの双方でメッセージの確認ができる。
「はてなメッセージ」では今後、はてなダイアリーでのIDトラックバック通知をはじめとする、はてな内の様々なサービスからの通知も受け取れるよう、機能拡張を行う予定。
英語版サイトでは、日本語版サイトとユーザーアカウント等の情報はすべて同一データベースで共有されるため、既存のはてなユーザーは、新たにhatena.comに登録せずに、英語版「Hatena」の利用開始が可能。
はてなでは、世界を視野に入れた新しいサービスの開発を目的として、2006年7月にHatena Inc.を開設、新サービスの方向性を模索し、これまでのサービスとは大きく離れた新規サービスの開発に取り組む事についても検討したという。しかし、すでに国内で50万人以上のユーザーに利用されている現状や、これまでの運営経験を生かす事のできる方向性を検討した結果、既存ユーザーが、現状のはてなサービスに対して持つ不満や期待を正面から受け止め、最大限満足するサービスを提供することこそが、はてながさらに幅広い多数のユーザーに利用されるサービスになると判断したとしている。
今回公開した「はてなスター」「はてなメッセージ」と新ドメイン「hatena.com」ポータルは、同社の方向性に沿って、日米のはてなを統括する近藤社長が陣頭指揮を取り、日本のはてなの開発陣と共同で開発を行いリリースに至ったという。
今後は、はてなダイアリーを含めた既存サービスの置き換え、統合などを視野に入れながら、はてなサービス全体でインターネット生活の場の統合環境を提供すべく開発を進めていくとしている。将来的に世界中で1,000万人以上のユーザー獲得を目指す方針。
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