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住友化学と米HW社、新規炭素ナノ素材で提携
2007年07月14日 16:02更新
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13日、住友化学は、米国のヘッドウォーターズ社(HW社)と、新規炭素ナノ素材である「カーボンナノスフィア」に関する研究開発並びにその事業化について、両社共同で進めていくことで合意したと発表した。
「カーボンナノスフィア」は、球状の新しいタイプの炭素ナノ素材。HW社が開発した「carbonnanospheres(CNS)」は、典型的なサイズが外径100nm以下で、中空構造になっている。その特徴的な構造から、「カーボンナノチューブ(CNT)」や「高性能カーボンブラック(HPCB)」といった他の炭素ナノ素材と比べ、優れた特長を有している。
「CNS」は、グラファイト化された独特の球状多層構造を持つことから、高い導電性を有しており、プラスチックの帯電防止用フィラーなどへの応用が期待される。従来の「HPCB」に比べ添加量が格段に少なくて済むため、プラスチック本来の強度を生かすこともできる。
また、「CNT」とは異なり、基本構造を崩さずに、強度や導電性を損なうことなく表面の修飾が可能で、各種のプラスチックに対する親和性を増すことができ、均一な組成の「CNS」含有プラスチックを容易に得ることができる。さらに、製造プロセスが複雑な「CNT」に比べ、シンプルなプロセスで効率的に製造することも可能となっている。
住友化学は、今後、HW社と協力し、CNSの特徴を生かした様々な用途開発研究を行い、その成果を元に事業化を早期に実現していく方針。
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