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年金問題で社会保険庁サイトの利用者が急増

2007年07月19日 19:56更新 前の記事 次の記事  暮らし・調査・報告一覧
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 ネットレイティングスは19日、2007年6月度のインターネット利用動向に関する調査結果を発表した。

 調査によると、年金記録問題で注目を集める社会保険庁のホームページ(sia.go.jp)の利用者数が前年同月比約5.7倍の225万人に急増、通常上位をしめる国土交通省(168万人)や厚生労働省(133万人)を抜いて、官公庁ホームページでトップになったことが分かった。同庁ホームページの今年3月までの月間利用者は50万人未満だったが、年金記録漏れが発覚して以降、利用者が増え、5月には80万人と記録を更新したばかりだった。

 実際に利用されたコンテンツでは、今回の年金記録問題に関する文書や広報資料を集めた特設ページが44万人。最も利用者を集めたのは、ホームページ上で年齢や加入期間を入力すると年金見込額の簡易試算が出来るサービスで、97万人だった。ホームページで自分の年金加入記録を確認する手続きに必要なID、パスワード発行申請や実際の加入記録閲覧を行うページにも87万人が訪れていた。17日の社会保険庁の発表によれば、6月のID、パスワードの申請数は50万5836件で過去最高を記録しており、申請ページ訪問者のうち大多数が実際に申し込んだことになる。

 利用者の年齢構成比では、40歳代が最も多く34.2%、次いで30歳代が25.9%、50歳代が21.9%と続いている。インターネット利用者全体にしめる「40歳以上」の比率は半数以下だが、同庁のホームページ利用者では全体の7割近くを占めている。一方、若年層の関心は低く、20代以下の利用者は5.2%にとどまっている。

 ネットレイティングスの萩原雅之社長兼チーフアナリストは、今回のデータから、年金記録や見込み支給額を知る手段として、「インターネットを利用した情報確認に非常に高いニーズのある」とし、「現在4週間かかるとされる加入記録閲覧ID発行の迅速化などによって利便性が高まれば、インターネットを使える環境にあるユーザーがより多く利用することとなり、不安の払拭、事務所窓口や電話相談の混雑緩和にもつながるはず」と述べている。


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