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米石油大手シェブロンの4-6月期、24%増益で過去最高値

2007年07月28日 10:48更新 前の記事 次の記事  企業・収益発表一覧
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 米石油大手シェブロンが27日発表した第2四半期(4-6月期)決算は、純利益が前年同期比24%増の53億8千万ドル(1株当たり2.52ドル)だった。精製・販売部門の利益が前年比30%増加したことが増益に寄与した。

 同業の各社と同様に、シェブロンも今年続発した製油所の問題によるガソリン価格の上昇から恩恵を受けた。今年、米国内の製油所150施設のうち3分の1が操業停止状態を経験し、国内のガソリン需要に生産が追いつかない状態が続いていた。需給の不均衡によって春には米国内の大半の地域でガソリン価格が1ガロン=3ドルを上回った。

 米電力会社のダイナジーの株式売却益6億8千万ドルも利益押し上げ要因となった。この売却益と継続事業に関係しない1億6千万ドルの損失を除けば、1株利益は2.27ドルで、トムソンファイナンシャルによるアナリスト予想(1株利益2.30ドル)を下回った。売上高は561億ドルで、アナリスト予想の503億5千万ドルを上回った。

 石油大手各社は今週、同社に先立って4-6月期決算を発表した。米エクソンモービルと米コノコフィリップスは減益となり、英BPは若干の増益となった。英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは資産売却の効果が大きく18%の増益だった。

 合計すれば大手5社の4-6月期の純利益は320億ドルとなる。前年同期と比べれば7%増加しているが、コノコフィリップスがベネズエラの油田国有化に伴って45億ドルの損失を計上した影響が含まれている。

 シェブロンの4-6月期は、昨年の7-9月期の純利益50億2千万ドルを超え、四半期の純利益として同社で過去最高値を更新した。上半期の利益は前年比で21%上昇しており、このペースを保てば通年の利益でも最高値を更新する見込みとなっている。シェブロンの約2倍の規模を持つエクソンモービルも米企業として過去最高となった2006年の利益395億ドルを更新するペースにある。

 一方、生産量を増強する製油所が増えているため、ガソリン価格は一時の高騰状態から落ち着いてきており、石油各社は今年後半に前半ほどの好調さを維持できない可能性がある。各社の原油生産も横ばいか減少しており、収益が制限されている。例えばシェブロンでは、原油生産の平均が日量263万バレルで、前年から1%低下している。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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