米マイクロソフトは13日、60億ドルによる米オンライン広告アクアンティブの買収が完了し、同時にオンライン広告事業を手掛ける新部門を設立したことを発表した。米ヤフーや米グーグルから大きく遅れを取っているオンライン広告事業の強化に向けた取り組みの第一歩といえる。 新部門の名称は、「アドバタイザー・アンド・パブリッシャー・ソリューションズ(ASP)・グループ」で、アクアンティブの最高経営責任者(CEO)であるBrian McAndrews氏が統括。各種広告配信のプラットフォームと、ゲーム内の広告やモバイル広告などを手掛ける。 マイクロソフトのオンラインサービス部門では、MSNやLive Searchなど同社運営サイトの集客拡大と、先月発表したソーシャルニュースサイト「Digg.com」との提携のような広告分野の業務提携の模索に引き続き取り組んでいく。 マイクロソフトは投資家の懸念を和らげるために、トラフィック、インターネット検索、広告売上のシェアで大きな改善を示す必要に迫られている。オンライン広告ではグーグルが検索連動型広告で大きな収益を上げており、米調査会社のコムスコアによると、米国内で6月のインターネット検索のシェアはグーグルが約50%、ヤフーが25%だったのに対し、マイクロソフトは13%だった。