米マテル社は14日にも基準値以上の鉛が塗料に含まれているとして、同社が販売している中国製プラスチック玩具の二度目のリコールを行なう予定であることが明らかになった。今回のリコール対象玩具の供給元は、前回1日に行なわれたリコールの供給元とは異なる中国製造メーカーからのものであるという。 米マテル社は、1日には同社傘下ブランド「フィッシャー・プライス」が販売するプラスチック玩具計150万個のリコールを発表した。玩具の中には、「ビッグバード」、「エルモ」などの人気商品が含まれており、今年5月から8月までに購入された96万7千個に対して、消費者らにリコールを呼びかけることになった。その結果米マテルは2日、同社営業利益が3,000万ドル削減されることとなったと発表した。 米マテル社のリコール発表から数日後に、中国当局は、供給元のLee Der Industrial社に対し、一時的な輸出停止措置を取っていた。その後Lee Der社共同経営者の一人が先週末に自社倉庫内で首を吊って自殺しているのが確認された。 中国製造メーカーは現在世界各社で販売されているプラスチック玩具の80%以上の供給元となっており、世界中で中国玩具製品に対する懸念が高まっている。