ドイツで6人銃殺、伊犯罪組織の国外暗躍懸念高まる
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警察当局では今回の銃撃事件をイタリア南部に存在する二つの対立する犯罪組織の対立の高まりを示すものであると見なし、懸念を高めている。イタリア当局では、今回の銃撃事件はイタリア犯罪組織「ンドランゲタ」が敵対組織への復讐攻撃を初めて国外で行なったものであると見なしている。「ンドランゲタ」はイタリアカラブリア州を拠点として活動する犯罪組織で、麻薬取引、強奪事件などに深く関与しており、今年に入ってから勢力がさらに強まっているとして警戒されていた。
銃撃を浴びて死亡した6人の犠牲者の年齢は16歳から38歳の間で、デュ−スブルクダウンタウンの主要駅近くのレストランを出たところで殺害された。殺害時6人は車内に乗り込んでいたが、窓ガラスから大量の銃弾を浴びて死亡した。
15日午前2時過ぎに、通りすがりの女性が銃声を聞いて警察に通報し、その30分後に警察がかけつけた。6人はビルの間に挟まれた狭い道路で衝突して炎上している2台の車の中で、頭部に銃弾を浴びて死亡していたという。
目撃者の情報によると、警察が来る前に2人の男が逃走していったという。現在警察が現場調査を行なっている。
イタリア「ンドランゲタ」犯罪組織の活動拠点となっているカラブリア州警察当局では、今回のドイツでの銃撃事件は1991年に「ンドランゲタ」犯罪組織が敵対組織と対立闘争を起こしており、それに関わるものであると見ている。イタリア内務相ジュリアーノ・アマート氏は、今回の事件の犠牲者のうち1名は1991年当時の対立に関与している人物であったと話している。
イタリア警察によると、二つの犯罪組織の対立は2000年から2006年までは静まりを見せていたが、昨年クリスマスに一方の犯罪組織指導者の妻が殺害されたことをきっかけに再び対立の高まりを示していたという。
イタリア副内務相のMarco Minniti氏は、今回の国外銃殺事件を伊犯罪組織の対立の高まりを示す事件と捉え、警戒を示しており、イタリア国外での伊犯罪組織による銃殺事件は予期しないものであったため、深い懸念を抱いていると述べた。
ドイツ警察によると、犠牲者のうち2名はデュースブルクに在住、1名はムルハイム近郊に在住、他の2名はイタリアから来ていた。犠牲者は18歳の誕生日を迎えたTommaso Venturi氏(18)、Francesco Pergola氏(21)、その弟Marco Pergola氏(19)、Marco Marmo氏(25)、Sebastiano Strangio氏(38)および16歳の少年の6名であったという。
※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.
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