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カネカ、国内最小の心臓疾患治療用バルーンカテーテルを開発

2007年08月16日 17:59更新 mailメール

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 総合化学メーカーのカネカは16日、心筋梗塞や狭心症などの心臓疾患の治療法の1つであるPCI(経皮的冠動脈形成術)に用いられる国内最小径のバルーンカテーテル(商品名:「IKAZUCHI X」)の開発に成功したと発表した。今年6月より販売を開始し、既に大手病院を中心に良好な治療実績を積み重ねているという。

 コレステロールなどが原因で、心臓をとりまく血管(冠状動脈)に血栓が詰まると心筋梗塞や狭心症などの心臓疾患を引き起こす。PCIは、狭窄した冠動脈をバルーンカテーテルにより拡張し、血流を回復させる治療法で、この治療法は外科手術に比べて手術時間が短く、また全身麻酔などが不要なため身体への負担が少ないことから、近年急速に普及してきている。現在日本では、1000を超える医療施設で、年間約18万症例のPCIが行われている。

 「IKAZUCHIX」は、カネカの独自技術によりシャフト部などを小径化したもので、これまでの「IKAZUCHI」の特徴である病変部での高い通過性や末梢血管への到達性をそのまま保持しながら、従来の直径0.014インチのガイドワイヤー対応から0.01インチ対応が可能となり、国内では最小のサイズを実現した。小径化により、PCI時での患者への侵襲性が低減されるとともに、高い難易度の高度狭窄病変における治療成功率の向上が期待されるとしている。

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