これまでも全米数カ所で使用済み製品無料回収サービスを提供していた米ソニーは、16日、同社製品無料回収箇所を全米75ヶ所に拡大すると発表した。 アップル、デル、ヒューレット・パッカード(HP)など他電気機器メーカーも独自のリサイクルプログラムを提供しているが、一般的にリサイクルプログラムは新商品購入と引き換えに無料回収というかたちで提供していることが多い。そのような中、米ソニーは全米にリサイクルセンターを有するリサイクル業者Waste Management社と提携しての大々的な全米リサイクルプログラムに乗り出し、環境活動をアピールしている。 ソニーが今後全米に提供する75ヶ所のリサイクルセンターでは、ソニーおよびソニーエリクソン製品は無料、他社製品は有料で回収するサービスを提供する予定であるという。 発表によると、9月15日から全米75カ所で回収サービスが開始され、回収箇所は米カリフォルニア州で17カ所、ミネソタ州で19カ所に設置されるが、まだ32州において1カ所も設置されておらず、ニューヨーク州含む8州ではたったの1カ所ずつしか設置されない状態となっているという。 ソニーとWaste Management社は今後1年以内に設置箇所を倍増させ、少なくとも1州に1カ所は設置する計画であるという。また最終的には米総人口中95%の人々にとって30km以内にリサイクルステーションが最低一カ所は存在する状態となることを目指しているという。 なお、リサイクルステーションが近場にない人は、自己負担でリサイクルステーションに配送することで無料回収サービスを受けられるという。 米ソニーエレクトロニクス分野COOのStan Glasgow氏は、「同社リサイクルプログラムを通して、顧客にソニー製品が環境責任を果たしていることを知ってもらえれば」と声明文で述べている。