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米政府、投資家懸念沈静化に努力

2007年08月22日 08:22更新 前の記事 次の記事  一般・海外情勢一覧
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 米政権は投資家らの懸念を沈静化する道を模索している。米投資家らの間では広まるクレジット市場危機による懸念が高まっており、市場安定へのあらゆる対策がなされている。

 21日カナダケベック州モンテベロでのカナダ、メキシコ首脳陣とのサミットを終えた後の記者会見でブッシュ米大統領は、「米経済は良好に保たれており、金融市場の荒らしに耐えることができている。米経済の基盤は強い。根本的な問題は米経済システムの中に十分な流動性があるかどうかだ。そして答えは『イエス』だ」と述べ、投資家らの懸念沈静化を促した。

 米ポールソン財務長官も米CNBCテレビに出演して、米経済の堅調ぶりをアピールし、「我々は金融市場の問題に手際よく対策を施している」と述べた。投資家らには「早急な解決の糸口は見込めないが、時期解決していく」とし、今しばらくの忍耐を促した。

  ポールソン財務長官は、「サブプライム市場の問題解決に集中して取り組んでいる。特に持ち家を失う危機にある家屋所有者の問題解決に焦点を当てている」と述べた。

 米住宅市場は5年にわたる活況を示した後、昨年ついに低迷を示した。高金利と住宅価格の弱まりが家屋所有者、とりわけリスクの高いサブプライムローンを利用して家屋を購入した人々を悩ませている。その結果、債務不履行率の高まりにより、サブプライム市場が低迷するに至った。クレジット問題が他の金融機関にも影響を与え、事業者、個人の新規借入が困難となり、米金融市場に波紋を及ぼした。しかしながらポールソン財務長官は市場の動揺は米経済発展の足かせになるものの、米経済は困難を切り抜け安全に成長を維持するだろうと述べている。

 米金融市場のさらなる安定化のため、21日、米連邦準備理事会(FRB)は金融市場に37億5千万ドルの追加資金供給を行なった。サブプライム問題による金融不安が生じた9日以降の資金供給は合計で1,000億ドル以上にも達している。

 過去数週間にわたり、米国および世界金融市場は、米住宅市場の弱まりに起因するクレジット問題により大きな動揺を受けてきた。投資家らの間ではクレジット問題がさらに金融システムに打撃を与え、米経済低迷をもたらすのではないかという懸念が広まるようになった。

 17日に発表した米連邦公開市場委員会(FOMC)では、金融機関向けの貸し出し金利となっている公定歩合を0.5%引き下げており、さらに短期金利指標であるフェデラルファンド(FF)金利誘導目標についても状況に応じて引き下げる用意があることが発表されている。そのため米アナリストらの間では9月の政策決定会合における金利引き下げへの期待が高まっている。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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