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NY原油価格は上昇、天然ガスは供給過多で下落

2007年08月25日 16:28更新 mailメール

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 24日、7月の米政府が耐久財受注、新築住宅販売戸数が上昇したとの発表を受け、NY原油、ガソリン価格は上昇を示した。これら経済指標の好調により、米投資家らの間で、サブプライム問題に起因する昨今の金融システムの動揺から案ずるほど米経済に打撃は生じていないとの楽観視が広まった。

 今週始めには原油・ガソリン価格はハリケーン「ディーン」のメキシコ湾岸主要石油施設への直撃を免れたことやクレジット市場の不安定から、下落を示していた。米投資家らは、クレジット市場の落ち込みがエネルギー需要を抑制させるのではないかと懸念を示していた。

 しかしながら24日米商務省が7月耐久財受注が5.9%増、新築住宅販売件数が2.8%増となったことを受け、懸念が薄められた。

 24日NY原油価格はニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で1.26ドル上昇して1バレル71.09ドルとなった。9月ガソリン先物価格は5.82ドル上昇して1ガロン1.9814ドル、灯油先物価格は3.62セント上昇して1ガロン1.9972ドルとなった。先週金曜日以来ガソリン価格、灯油先物価格はそれぞれ2.9%、1%の下落を示していた。ロンドンICEフューチャーズではブレント原油10月先物価格が76セント上昇して1バレル70.62ドルとなった。

 米自動車協会(AAA)によると、米レギュラーガソリン平均販売価格は1ガロン2.768ドルとなっており、先月の2.945ドルから下落を示した。

 米石油精製所での事故、さらなるハリケーン発生によって、今後原油価格が上昇していく可能性は十分に残されている。今後の懸念事項の一つとして9月11日に開催されるOPEC会合で、原油供給量の増産、減産決定が行なわれるかどうかも挙げられる。

 しかし天然ガス価格は先週金曜日以来下落しており、今週一週間で21%の下落を示した。24日にはNYMEXで9月天然ガス先物価格は24日、9.9セント下落して千立方フィートあたり5.523ドルとなった。供給過多の状態となっており、暖房・発電設備に使用される天然ガスの需要はここ最近あまり多くない状態となっている。

 ハリケーン「ディーン」はカリブ海を横断し十数人の犠牲者、穀物への被害が生じたが、原油設備への被害はほとんど見られなかった。

 23日、「ディーン」がメキシコを通過した後、メキシコ国営石油会社のPEMEXは同社主要石油輸出港湾3カ所のうち2カ所での原油輸出を再開すると発表した。またPEMEXは「ディーン」による被害は最小限に抑えることができ、来週にも同社原油生産量は通常レベルに回復する見込みだと発表した。PEMEXでは先週17日にメキシコカンペチェ湾で業務に携わる同社従業員1万8千人以上の避難を完了させていた。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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