JFEエンジニアリングと三井物産子会社、青果物の一貫トレーサビリティーシステムを共同開発
2007年08月28日 21:41更新
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JFEエンジニアリングと、三井物産の100%出資子会社であるジェイエスキューブ(JSCI)は28日、両社が保有するシステム技術を統合することで「食の安全・安心」という消費者要求に対応し得る新たな「青果物一貫トレーサビリティーシステム」を共同開発すると発表した。
JFEエンジニアリングは、荷受、分荷、出報配信、売立照合、代金精算など、生産者団体に必要な一連の電算業務をインターネット上で提供する集出荷事務処理アプリケーションサービス「アグリポイント」を提供している。一方、JSCIは、青果物の生産者が、納屋や圃場など屋外でも携帯可能なタッチ入力式小型端末「アグリカルチャー@ポケット」を商品化し、生産者団体にサービスを提供している。
両社のシステムを統合することにより、デジタル化された「アグリカルチャー@ポケット」の農業生産栽培履歴と、「アグリポイント」で把握される出荷履歴情報が結び付いた形でデータセンターに蓄積され、出荷後、常時、インターネットを通して栽培履歴情報が引き出せるようになり、従来困難だった川上(圃場単位)から川下(出荷包装・箱単位)までの一貫した青果物 トレーサビリティーを実現する。
農業生産者は、残留農薬ポジティブリスト抵触による出荷停止などのリスクを圃場レベルまで低減することができる一方、販売店は「収穫日」「産地出荷日」などの生産履歴情報店頭表示もできることから、 安全性や鮮度に注目した商品選定の機会を消費者に提供することが可能になるとしている。
両社は、年内を目途に統合システム開発を完了させた後、共同で全国の青果物生産者団体に対しシステム導入を働き掛けていくとともに、青果物を扱う流通業者にトレーサビリティー情報の利用も促していく方針。
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