グーグルCFO、年内に辞任へ
グーグル最高財務責任者(CFO)のジョージ・レイエス氏(53)が年内に辞任する予定であるという。同氏が28日、発表した。グーグルはレイエス氏の辞任理由については明らかにしていない。
レイエス氏は3年前にグーグルが株式公開した際にインターネット検索業界で指導的役割を果たしていくための多くの重要な仕事を創出してきた。レイエス氏は声明文で「私は同社を去るが、今後もグーグルはすばらしい専門家チームの手によって大きな業績を上げ続けるだろう」と発表した。
レイエス氏は、グーグル共同創設者のエリック・シュミト氏、ラリー・ペイジ氏とともにグーグルの経営に指導的役割を果たして来た人物である。
グーグルは株式公開以来すばらしい業績を上げ続け、今年上期ではすでに19億ドルの純利益、75億ドルの売上高を計上している。しかし先月には第2四半期収益発表結果がアナリスト予測値を下回ったことで、投資家らをやや失望させていた。スタンダード&プアーズ証券アナリストのScott Kessler氏はグーグル収益結果の不調がレイエス氏の辞任に関係があるのではないかと疑っている。
米証券取引委員会(SEC)によると、レイエス氏は2006年末時点で、グーグルストックオプションとして2,600万ドル相当となる同社株式5万1,750株を所有しており、ストックオプションから多くの利益を享受していたと見られる。グーグルは今年始めにレイエス氏の給料を25万ドルから45万ドルに増加させていた。
なお、グーグルは今後の売上高予測については言及を避けている。昨年レイエス氏が株主総会で、グーグルの急激な成長率は今後穏やかなものへと変わって行くだろうと説明した際に、同社の株価が1日で急落したことがあり、収益予測が株価の変動に大きな影響を及ぼすことから、慎重な姿勢を見せていると思われる。グーグルは株式公開以来、当初の一株85ドルから6倍以上に同社株価を増幅させ、株主らに1,300億ドル以上の利益を生み出してきた。
グーグル株価は28日CFO辞任方針の発表を受け、6.86ドル下落して506.40ドルとなった。
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