8月米新車販売台数GM好調、フォードとトヨタは減少傾向
米オートデータによると、8月米新車販売台数は年率換算で1,630万台となり、5月以来の1,600万台突破を記録し、前月の12%減から全体的に回復を示した。
米自動車業界は、住宅市場の低迷、ガソリン価格の高騰の中先行き不透明な状態が続いている。サブプライムローン問題を発端とする金融市場の混乱から、米自動車ローン貸付け基準も厳格化されることが予想されている。
世界最大の自動車会社であるGMの8月新車販売台数はトラック部門で特に好調で16.6%増を示し、全体では6%増となった。
トヨタ8月新車販売台数は2.8%減となった。トヨタはカリフォルニア州で多くの顧客を抱えているが、8月に生じた住宅市場の低迷、クレジット問題が販売台数に影響したという。トヨタは今年8月までに米国で178万8千台の新車を販売しており、フォードの178万4千台をわずかに上回った。米アナリストらの多くは2007年度米新車販売台数ではトヨタがフォードを上回り、米自動車業界ナンバー2となると予測している。
フォード8月新車販売台数は14.4%減、クライスラー8月新車販売台数は6.1%減となった。一方ホンダと日産の8月米新車販売台数は、それぞれ上昇を示し、日産トラック部門では4.1%増、普通自動車部門では7.9%増となった。ホンダ8月新車販売台数は4.7%増となり、うち普通自動車販売台数は11.7%増となった。
米自動車業界調査会社CSMワールドワイドでは、2007年度米新車販売台数は1,620万台となり、前年度よりも35万台減少を示し、ピークを示した2000年の1,730万台から比べれば100万台以上減少するだろうと予測している。
これに伴い、GMは4日、第3四半期における今後の同社新車生産台数を2%削減して2万5千台とすると発表した。さらに第4四半期新車販売台数は10%削減して15万台とすると発表した。
4日、GM株価は1.18ドル(3.8%)上昇して31.92ドル、フォード株価は18セント(7.99ドル)上昇して7.99ドル、米トヨタ株価は1.27ドル上昇して116.95ドル、米ホンダ株価は59セント上昇して33.51ドルとなった。
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