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中米ハリケーン、地球温暖化が影響か

2007年09月05日 16:35更新 前の記事 次の記事  一般・海外情勢一覧
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 米国立ハリケーンセンターによると、「フェリックス」は4日米国東部標準時間午後11時(日本時間5日正午)時点で中米ホンジュラス首都テグシガルパの150km東方に位置しており、西方に時速20kmの早さで進行中であるという。

 カリブ海上で生じたハリケーン「フェリックス」は、ニカラグアで少なくとも3名の犠牲者を生じさせ、数千件もの家屋に被害を与えた。ハリケーン通過後もニカラグア内陸の村々では土砂崩れの影響が懸念されている。ニカラグア政府はカリブ海沿岸北部地域を災害地域に指定し、「フェリックス」による河川の氾濫を警告した。「フェリックス」はその後勢いが弱体化し、4日夜には熱帯低気圧となったが、今後ホンジュラス、グアテマラを通過し被害をもたらす可能性がある。

 また太平洋ではハリケーン「ヘンリエット」が発達しており、最大風速時速140kmにまで発達している。「ヘンリエット」は4日、カリフォルニア半島南端部に到達した。米東部標準時間4日午後11時(日本時間5日正午)時点で、「ヘンリエット」最大風速は時速120kmまで弱まり、カリフォルニア半島を通過し、今後24時間以内にメキシコ大陸に上陸しようとしている。
メキシコ政府はカリフォルニア半島南部地域に非常事態宣言を発令した。すでに「ヘンリエット」によって7名の犠牲者が生じている。

 メキシコカルデロン大統領は4日、「近年ハリケーンの勢いはますます強まっている。カリブ海の平均海水温は以前と比べ2度も上昇を示している。そのため海上で蒸気が発生しやすくなっており、ハリケーンが形成されやすい状態になっている」と述べ、地球温暖化のハリケーンへの影響を示唆した。米国立ハリケーンセンター研究者のChris Landsea博士も地球温暖化が昨今のハリケーンの強まりの一要因となっていることを認めている。

 今年大西洋では、カテゴリー5にまで発達したハリケーンが同じ年に2度大陸上陸を果たすという1949年に観測開始して以来初めての現象が生じた。また太平洋と大西洋に生じたハリケーンが同日に上陸するという現象も観測史上初めてのことであるという。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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