インテルは10日、同社7-9月期(第3四半期)売上高予測を当初の90億ドル~96億ドルから約2億ドル上方修正して94億ドル〜98億ドルとなる見込みであると発表した。トムソン・ファイナンシャルアナリストらはインテル第3四半期売上高は94億ドルとなると予測している。 さらにインテルは投資家に対し、収益性の指標となる売上総利益率が売上高の52%前後となる見込みであると発表した。インテルによると、第3四半期は予想以上に同社マイクロプロセッサの世界需要が強まったという。マイクロプロセッサはパソコンの主な計算領域となっており、デスクトップからノートパソコン、大企業サーバまで幅広く使用されている。 アナリストらは、インテルの上方修正発表は、世界マイクロプロセッサ市場全体にとって良い知らせであり、競合他社であるAMDも売上高上昇が期待されると分析している。 インテルは今年上半期で29億1千万ドルの純利益をあげており、前年同期比で30%増となった。売上高は上半期で175億ドルを計上している。一方競合他社のAMDは、今年上半期はグラフィックチップメーカーATIテクノロジーズ買収に伴い、12億1千万ドルの損失、売上高は26億1千万ドルとなった。なおAMDの前年度上半期純利益は2億7,400万ドル、売上高25億5千万ドルとなっている。また、インテル市場価値は1,480億ドルでAMDの21倍となっている。