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グーグル、民間月面探査機打ち上げ支援へ

2007年09月14日 12:18更新 前の記事 次の記事  テクノロジー・宇宙技術一覧
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 グーグルは、民間月面探査機打ち上げのために3千万ドルを拠出してのコンテストを行おうとしている。グーグルによるコンテストの立ち上げによって、世界初の民間月面探査機が打ち上げられる可能性が高まっている。

 グーグルの月面探査機コンテスト「Moon 2.0」では、月面探査ロボットと1ギガバイトの月面イメージ画像および動画を地球に送り返すことのできる装置を最初に開発した民間企業に賞金2千万ドルが送られることになるという。

 グーグルはこのコンテストのために非営利団体で民間機による宇宙旅行の実現を競う「ANSARI X PRIZE」コンテストを主催しているXPrize Foundationと提携し、世界中の企業に対しコンテストへの参加を促している。

 月面探査機コンテストでは、2012年までにグーグルの要求する月面探査機を開発した企業が2千万ドルを獲得することになる。賞金を受賞するためには、地上へ1ギガバイト分の画像を送信できるカメラを搭載した上で、月面着陸に無事耐え得る探査機でなければならない。また少なくとも月面を400m移動して、月面の様子を探査できる機動性が求められる。グーグルにより賞を与えられた月面探査機は、月面着陸後、グーグルウェブサイト上にほぼリアルタイムで画像を送信することが期待されている。

 もし2012年までに賞獲得にふさわしい企業が現れなければ、2014年まで期間が延期され、賞金額は1,500万ドルに減額されるという。またグーグルの要求する全ての要求に応じられなくても、その一部に対応できる探査機を開発した企業にも500万ドルの副賞が与えられる予定であるという。

 冷戦が終了して以来、各国政府によって月面探査活動が盛んに行われるようになってきている。日本でも14日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月周回衛星「かぐや」を搭載した三菱重工業のH2Aロケット13号機が鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられた。米航空宇宙局(NASA)も来年月周回衛星を打ち上げる予定である。NASAでは今後月面に宇宙飛行士を送り出し、調査を初めて行く計画がある。

 政府による月面探査機打ち上げでは数億ドルもの費用がかかるが、グーグルでは民間セクターで月面探査機を打ち上げれば、政府で打ち上げるより、費用を抑えることができると期待している。

 宇宙技術専門家らも、月面到着可能な探査機は民間部門で事実上製造できるが、規制当局による規制や財政面での制限が当面の課題であったとしている。

 そのため今回の賞金制度によって、民間セクターによる月面探査機打ち上げが実現、および得られた画像を用いてGoogle Moonの精度向上が期待されている。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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