三菱商事、商用車向け車両管理サービス事業を開始
三菱商事は13日、関連会社であるジクー・データシステムズ及び三菱オートリースを通して、今年10月1日から商用車向け車両管理サービスであるテレマティクスサービス事業に進出すると発表した。
テレマティクスとは、ITを活用した自動車向け情報サービスの総称で、今回、2社は商用車のコンプライアンス(法令遵守)や環境対策に有効なシステムを共同開発し、日本初となる動画記録型ドライブレコーダーを利用したインターネット車両管理サービスを実現した。
同サービスは、コンプライアンス意識の高まりや改正省エネ法の施行など、企業のニーズや取り巻く環境が大きく変化している中、商用車の車両管理という観点から経営リスクを可視化するツールとして企業経営に貢献するもの。ドライブレコーダーに搭載されたカメラにより、急発進や急停車あるいは交通事故時に前後15秒の動画が記録され、GPSによる位置情報、ブレーキ、速度の状況も記録される。これらデータをジクー・データシステムズのセンターで一元管理し、交通事故発生時の動画提供によって事故の迅速解決を支援するだけでなく、ヒヤリハット回数(事故一歩手前の危険運転)、最高速度、移動軌跡を集計・表示。環境対策サービスとして、アイドリング時間、移動距離・時間も記録し、車両毎のCO2排出量も自動的に算出する。集計したデータは全てインターネットを通して提供され、利用者はサーバ設備に投資する必要がなく、高機能なサービスを直ちに利用可能。
第一弾として、ジクー・データシステムズは、東京都トラック協会の「安全装置(映像記録型ドライブレコーダー)装着に関する助成事業」の助成対象機器を採用することで、会員企業が助成金を申請できるようにした。今後は、今年10月1日付でダイヤモンドオートリースとの合併により拡大する三菱オートリースの顧客基盤を活かし、導入を図っていく計画。
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