米連邦準備理事会(FRB)は18日、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を5.25%から0.5%ポイント引き下げ、4.75%とした。住宅市場の低迷と金融市場の混乱が景気後退につながることを防ぐため、4年ぶりに政策金利の引き下げを行った。株式市場は利下げの発表を受け、大幅に上昇した。 大方の予想は0.25%の引き下げだったが、これを上回っており、市場に対するFRBの対応が遅すぎたものとなることを懸念していた投資家に大きく好感された。利下げの発表前に84ポイント上昇していたダウ平均は、発表後の10分で200ポイント以上上昇した。 利下げが実施された背景には、過去16年間で最大の住宅市場の低迷がある。住宅市場の低迷は、記録的なサブプライムローンのデフォルトをもたらし、世界の金融市場を混乱させた。 FF金利の引き下げに加えて、FRBは公定歩合も0.5%ポイント引き下げた。FRBは8月17日にもクレジット市場の問題への対応策として公定歩合の引き下げを行っていた。 FRBは声明の中で「今日の措置は、金融市場の混乱が広範な経済に悪影響を及ぼすことを防ぎ、長期的に穏やかな成長を支持することを目的としている」と述べている。