米オラクル6-8月期純利益25%増へ
米ソフトウェア大手オラクルが発表した6-8月期(第1四半期)決算は、純利益が8億4千万ドル、一株利益16セントとなり、前年同期の6億7千万ドル、一株利益13セントから25%増となった。なお、ストックオプション費用を除けば、オラクル第1四半期一株利益は22セントとなり、トムソン・ファイナンシャルアナリストらの予測値を1セント上回る結果となった。
第1四半期売上高は45億3千万ドルとなり、前年同期の35億9千万ドルから26%増となった。またアナリスト予測値の43億4千万ドルも上回った。オラクル売上高中、新ソフトウェアライセンス料による売上高が35%上昇して10億9千万ドルとなった。これはアナリスト予測の20%台半ばの成長率を大きく上回ることになった。新ライセンス料は、今後長期間における製品アップグレード、維持料などの売上高につながるため、ソフトウェア売上高の中でも特に注目される要素となっている。
特にオラクルアプリケーションソフトウェアに対する需要が強く、第1四半期に65%上昇して3億7,600万ドルの売上高を計上した。売上高中8,700万ドルは、最近オラクルが買収したHyperion Corp.とAgile Software Corp.によるソフトウェア売上高が占めている。
オラクルCFOのSafra Catz氏によると、同社9-11月期(第2四半期)売上高は15%~25%の成長を示し、一株利益26セント~27セントとなる見込みであるという。
オラクル市場価値は2004年にラリー・エリソン氏がCEOに就任して以来、50%上昇して360億ドルにまで達している。エリソン氏の純資産総額は260億ドルに達しており、20日発表されたフォーブズ米富豪ランキングで第4位にランクインしている。
エリソン氏は競合の激しいソフトウェア業界でオラクルデータベースソフトウェア市場で長期的で安定した市場シェア拡大を図り、30社以上のソフトウェアメーカーを買収してきた。
ビジネスアプリケーションソフトウェア売上高では独SAPに先を越されているものの、両社の売上高の差額は年々縮小してきている。
米オラクル株価は20日取引中に21.31ドルと過去52週間で最高値を記録した。その後21.04ドルで取引を終えた後、収益発表を受けた時間外取引で10セントの上昇を示した。
なお5-8月期は、取引先企業が夏休みに入るため、オラクルにとって年間四半期中、売上高が最低となっている。
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