森永製菓、スイスの大手チョコレートメーカーBC社と提携
森永製菓は26日、スイスのバリーカレボー社(BC社)と、業務提携すると発表した。
BC社は、世界で23カ国に進出し、40の製造拠点を有する、高品質のココア、チョコレート商品の世界のリーディング企業で、食品業界全体に対して幅広いサービスを提供している。森永製菓は、塚口工場(兵庫県尼崎市)内の原液製造設備をBC社に売却(一部リース移管)し、運営に必要な土地・建物を貸与する一方で、BC社から年間最大9000トンのチョコレート原液を購入する。BC社は、現行年間製造能力1万トンの原液製造設備を取得した後、設備を改良し、年間2万トンに製造能力を増強する。
森永製菓は、カカオ豆からの一貫製造設備を自工場に備え、チョコレートの製造・販売を行っているが、近年、カカオ豆相場の高騰や、ポジティブリスト制度導入に伴う調達リスクが発生し、チョコレートの安定的な製造・供給のための環境は厳しさを増していた。
BC社よりチョコレート原液の供給を受けることにより、カカオ豆の調達リスクを回避し、長期的かつ安定的な調達を実現させる。世界最大級のチョコレートメーカーとのパートナーシップにより、世界のチョコレート産業の動向や原液製造に関する技術・ノウハウを共有することもできるとしている。これにより、製造コストの低減、ビジネスモデルの変更による経営効率化を推し進め、チョコレート事業の一層の強化を図る。
BC社では、日本での製造拠点を確保することにより、日本における業務用チョコレート事業の拡大を図る。
今後は、2007年末までに最終契約を締結し、締結後1年以内にチョコレート原液の供給を開始する予定。
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