積水化学、自動車向け中間膜生産体制拡充でグローバルシェアを拡大
2日、積水化学工業<4204>の高機能プラスチックスカンパニーは、米国で建設を進めていた合わせガラス用中間膜製膜工場を完工し、中間膜事業のグローバル展開を一気に加速すると発表した。
積水化学は、合わせガラス用中間膜の製造・販売をグローバルに展開しており、自動車向けの中間膜市場では世界で40%(昨年度:同社推測)のトップシェアを誇ってきたが、今回、同社の中間膜製膜工場としては6ヶ所目となる工場が米国・ケンタッキー州で稼動することとなった。
米国は、日系自動車メーカーの好調を受け、年間の自動車生産台数が1088万台(昨年度)と、依然1000万台以上の生産規模を誇っている。同社は従来、北米市場向けの中間膜の販売は日本からの輸出で対応していたが、これを需要地生産に切り替えることにより、巨大市場を獲得していく計画。また、新工場は、車内快適性向上のニーズに合わせ、遮音中間膜の生産も行う予定。
積水化学は、これら需要地生産と高機能な遮音中間膜を武器に、北米のガラスメーカー、自動車メーカーへのサービスを向上させ、自動車向け合わせガラス用中間膜の北米シェア30%(昨年度は22%:同社推測)、自動車市場における中間膜のグローバルシェア44%を目指していく方針。
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