独銀行最大手のドイツ銀行は3日、第3四半期(7-9月期)に米サブプライムローン関連で22億ユーロ(約3,600億円)の損失を計上すると発表した。米サブプライムローンの広範な影響が改めて明らかになったが、全体の最終損益は資産売却益などの効果で黒字を予想している。 損失の内訳は、住宅ローン担保債券、ストラクチャー・クレジット商品などの金融商品で約15億ユーロ、レバレッジド・ローンなどの融資関連で約7億ユーロだった。米シティグループやスイスのUBSなど大手銀行も同様の損失を計上している。 第3四半期の純利益は前年同期を上回る14億ユーロとなる見込みで、84億ユーロという2008年の経常利益目標は修正しなかった。 アッカーマン最高経営責任者(CEO)は「投資銀行部門にとっては困難な四半期となったが、安定的な事業は堅調な業績を保った」「調整が行われている現四半期を過ぎれば、投資銀行部門にとっても大きなチャンスがあると見ている」と述べている。 同銀は10月31日に第3四半期の決算を発表する予定。