グーグル7-9月期純利益46%増へ
グーグルは18日、7-9月期(第3四半期)収益発表を行った。グーグル第3四半期は力強い成長を示し、投資家らに対し、「オンライン検索業界の主導的存在」という印象をより強固なものにさせた。 グーグル第3四半期純利益は10億700万ドル、一株利益3.38ドルとなり、前年同期の7億3,340万ドル、一株利益2.36ドルから46%の上昇を示した。従業員ストックオプション費用を除けば、一株利益は3.91ドルとなるという。これはトムソンファイナンシャルアナリスト調査による予測値3.78ドルを上回るものである。
売上高は42億3千万ドルとなり、前年同期の26億7千万ドルから57%の上昇を示した。広告提携社への手数料を差し引けば、売上高は30億1千万ドルとなる。それでもアナリスト予測平均より7千万ドル上回る額となっている。
グーグルは、今年4-6月期収益発表でウォール街予測を下回る結果となり、株主らに懸念が生じていた。今回の収益発表で、それを挽回した。グーグルは2004年8月に上場してから、2四半期を除いてすべての四半期でアナリスト予測を上回る結果を出している。グーグル会長のエリック・シュミト氏は、「我々はさらに力強く成長している」と述べた。
グーグルは、かつてはテレビやラジオ、新聞に広告を提供していた広告主らが、インターネットに広告掲載媒体を移行するようになるにつれ、繁栄を示すようになってきた。グーグルの広告システムでは広告掲載技術には刻々と高度な技術を要求されるようになるものの、基本的に検索時に検索語と関連のあるテキスト広告が表示され、その広告をだれかがクリックするたびに収入が得られるシンプルなビジネスモデルとなっている。
ここ最近では、グーグルは同社傘下のユーチューブが提供するビデオ画像の下部にテキスト広告を挿入したり、PC上にダウンロードして使用する時計やカレンダーなどの「ウィジェット」の中に広告を表示させたりと新たな広告モデルも提供し始めている。
またグーグルは現在オンライン広告技術提供社のダブルクリックの31億ドルでの買収を手がけており、規制当局の承認を待っている。ダブルクリック買収により、さらに力強く成長することが期待されているが、米国および欧州規制当局によって独禁法違反にあたらないか、綿密な調査が行われている。シュミト氏は、グーグルは規制当局が買収を承認するだろうと述べているが、具体的にいつ買収を完了する予定かは明らかにしていない。
さらにグーグルは今回、第3四半期に従業員を新たに2,130名雇用したと発表した。これは1四半期における雇用人数としては同社にとって最多の雇用人数である。今年9月30日時点で、グーグルは1万5,916人の従業員を抱えており、そのうち数百人の従業員が、グーグル株価が上場時に比べ7倍に上昇していることによる恩恵を受け、ミリオネアとなっているという。
グーグル株価は過去一か月間で19%も上昇しており、600ドルを超えるまでに至った。18日、グーグル株価は6.14ドル上昇して639.62ドルとなった。第3四半期収益発表後の時間外取引で、グーグル株価はさらに7.38ドルの上昇を示した。グーグル市場価値は2000億ドルに達しようとしている。
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