米通信最大手のAT&Tは23日に7ー9月期(第3四半期)収益発表を行った。第3四半月期純利益はベルサウス(BellSouth Corp.)買収やiPhoneの利用拡大を受け、前年同期比42%増の31億ドルとなった。売上高はベルサウス買収により倍増して301億ドルとなった。 一時費用や買収関連費用を除けば、同社第3四半期一株利益は71セントとなり、トムソンファイナンシャルアナリスト予測値と一致した。それら費用を含めれば、一株利益は50セントとなる。 AT&Tの第3四半期携帯電話新規加入者数は199万人となり、同社史上最大の増加率を示した。第3四半期までにAT&Tは総計6,570万人の携帯電話利用者を獲得している。6月29日にアップルiPhoneが販売されたことが同社収益上昇、新規加入者数上昇に大きく寄与している。アップルによるとこれまでに米国内で140万台のiPhoneが販売されているという。また携帯電話によるメール送受信、ビデオ映像の閲覧などの利用が高まるにつれ、同社の無線通信利用量による売上高も力強い上昇を示している。 AT&TCFOのRichard Lindner氏によると、同社は今年、来年にかけて二ケタ台の成長を維持して行く見込みであるという。またベルサウス買収で同社は今年度30億ドル、来年度50億ドル、再来年度60億ドルの経費節約ができるようになる見込みであるという。 AT&Tの今年9か月間の売上高は886億ドルで前年同期比88%増、純利益は88億ドルで前年同期比63%増となりどちらも力強い上昇を示している。 AT&T株価は23日、85セント(2.1%)上昇して42.02ドルとなった。