米メリル、CEO解任へ サブプライム損失の引責
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メリルリンチは7-9月期にサブプライムローン関連で79億ドルの評価損を計上し、オニール氏の独断で同社を商業銀行大手ワコビアと合併交渉する提案がなされたのを受け、メリル取締役会は26日、同氏を解任することで合意に達したという。メリルは7-9月期に生じたサブプライム問題によって、最も大きな評価損を計上した米大手銀となっていた。オニール氏の解任は米国時間で28日夜、あるいは29日午前中にも発表される予定であるという。
現在オニール氏を会長として成立している11人からなる取締役会では、オニール氏の代替となる人物を同社内外から検討する予定であるという。
24日、メリルリンチが7-9月に22億4千万ドルの最終損益を計上し、その後オニール氏がワコビアとの合併を思案したことが、取締役会における同氏解任の要因事項となった。同社は7−9月期に計上した損益が、今期にどのように影響してくるか明らかにしていない。
メリルリンチ株価は、24日の同社収益発表後2日間下落し、26日オニール氏解任の方向性が定まってから上昇に転じていた。
米投資家らは、今年に入ってから30%程株価の下落を見せているメリルリンチの次期CEOの選任に注目している。今のところ、米資産管理会社BlackRock Inc.CEOのローレンス・フィンク氏が有力候補と見られている。
関係筋によるとフィンク氏は25日、オニール氏と夕食を共にしたが、まだ取締役会員らとは会っていないという。メリルリンチはBlackRock株式49%を保有している。
メリルリンチ内部では同社共同社長グレゴリー・フレミング氏、メリル証券部門部長のボブ・マッキャン氏などが有力候補となっており、適切なCEOが見つかるまでこの3名が共同で同社を指揮していく可能性もあるという。
※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.
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