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米ベライゾン、7−9月期は34%減益

2007年10月30日 12:33更新 前の記事 次の記事  企業・収益発表一覧
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 米通信大手ベライゾンが29日に発表した第3四半期(7−9月期)決算は、純利益が前年同期比34%減の12億7,000万ドル(1株利益44セント)、売上高は同5.8%増の238億ドルだった。携帯電話部門の堅調な成長と固定通信部門のゆるやかな落ち込みを反映した。

 特別項目を除けば、第3四半期の1株利益は63セントだった。前年同期の1株利益は66セントだったが、昨年売却した電話帳事業などの利益が含まれており、これを除けば1株利益は53セントとなる。

 同社の成長を牽引している携帯電話部門は、加入者数が160万人増の637万人となり、最大手AT&Tの657万人に迫った。ベライゾンはAT&Tとの差を徐々に縮めてきたが、AT&Tは第3四半期に独占販売権を持つアップルの新型携帯電話「iPhone(アイ・フォン)」の効果で首位を保った。

 デニー・ストリグル最高執行責任者(COO)は、iPhoneは「最小限の影響」しか及ぼさなかったと述べたが、他キャリアに乗り換える加入者の数が急増した時期が2度あったことを認めた。一番目は、前四半期のiPhone発売時であり、二番目は9月にiPhoneの価格が引き下げられた時だった。

 今後の戦略に関してストリグル氏は、「新製品の導入に関して、第4四半期は非常に積極的な攻勢をかける」と述べた。新機種には、iPhoneのように大型のタッチスクリーンを搭載したLG電子の「Voyager(ボイジャー)」も含まれており、同氏はVoyagerが「iPhoneと接戦を演じる」と述べている。

 携帯電話部門のベライゾン・ワイヤレスはベライゾンと英ボーダフォン・グループの合弁会社で、売上高はすべてのベライゾンの会計に計上されるが、利益に関しては55%がベライゾン、45%がボーダフォンの会計に計上される。


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