ホーム > 一般 > その他 > 海外情勢 > パキスタン警官、活動家ら約500名を拘束

パキスタン警官、活動家ら約500名を拘束

2007年11月05日 07:03更新 前の記事 次の記事  一般・海外情勢一覧
記事を印刷する 記事をメールで送信する
ソーシャルブックマークに登録:Yahoo!ブックマークに登録Choixに投稿はてなに投稿BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマークlivedoorクリップに投稿CoRichに投稿

 政局の混乱を受け、3日夕にムシャラフ大統領によって非常事態宣言が出されたパキスタン政府の警官および軍隊は4日、数百人もの活動家、野党指導者らを相次いで拘束した。

パキスタン政府によると、高まるイスラム武装組織勢力を警戒し、来年1月に予定している議会選挙は最大で1年間延期される可能性があるという。

 ムシャラフ大統領は3日夕に非常事態宣言を行った後、テレビ演説で「イスラム武装組織の勢力の高まりや、最高裁がテロ対策に消極的であることから、非常事態宣言を出さざるを得なくなった」と説明した。

 パキスタン最高裁判所および国会前の通りはパキスタン軍隊によって固く遮られている。非常事態宣言が出されてから24時間以内に、アフガニスタン国境近くのイスラム武装組織が、政府軍によって拘束されていた28名の反政府活動家の釈放と引き換えに、武装組織が捉えていた211名のパキスタン軍兵士らを解放したという。パキスタン政府高官によると、釈放された28名の反政府活動家の中には自爆テロ攻撃に密接な関係のある人物も含まれていたという。

 なお、欧米ではムシャラフ大統領による非常事態宣言に失望感を示しており、米ライス国務長官によると、パキスタンで次第に明らかになってきた懸念事項を踏まえて、同国との同盟による数十億ドルの支援金に関して米政府が再度検討を行っているという。英国も同様にパキスタン支援について再検討している。パキスタン政府による過度の強権発動が過激派の活動をますます刺激することになると懸念されている。

  パキスタン首都イスラマバードでは、3日夕の非常事態宣言後、電話の通信回線が途切れ、テレビ放送もパキスタン国営放送以外は流れなくなった。

 パキスタンアジズ首相によると、非常事態宣言後24時間以内に500名近くの活動家が拘束され、その中にはシャリフ元首相率いるパキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML-N)のハシュミ総裁代行ら野党指導者、パキスタン独立人権委員会会長のAsma Jehangir氏らが含まれているという。

 独立人権委員会の建物内には200名近くの政府警官が押し入り、会議に乱入して女性を含む会議参加者50名近くを拘束した。同人権委員会の法的処理を担当しているMehbood Ahmed Khan氏は、「政府警官は我々を引きずりだした。その中には女性も含まれていた。これは非人道的かつ非民主的行為で、人権の濫用だ」と非難している。

○投票 ×投票
Powered by newsing
*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

最新記事一般最新記事

PR
一般セクションで国際・政治関係の記事をもっと読む

この記事のトラックバック(0)

  • この記事のトラックバックURL(承認制のため、掲載されるまでしばらく時間がかかります。) :
求人検索サービス提供中
Webサービス
arr [リリース掲載・配信] 900媒体以上へリリース配信
arr [ネットショップ] 0円から開業の安心ネットショップ
arr [ホームページ制作] 見積無料、中小企業のHP制作
arr [テンプレート] 美しいHPテンプレートの格安販売
メールマガジン配信中
人気TOP10ニュース
 
track feed なかのひと