9月米貿易赤字、0.6%減
米商務省は9日、9月の米貿易収支を発表した。発表によると、9月の貿易赤字(サービスを含む国際収支ベース)は季節調整済みで564億5,300万ドルとなり、前月比0.6%減となった。米貿易赤字は4か月連続縮小しており、赤字額は過去28か月間で最小となった。
またドル安で米輸出高も好調に推移しており、9月米輸出高は前月比1.1%増の1,401億ドルと最高記録を更新した。9月輸出高は0.6%上昇して1,966億ドルとなり米史上2番目の最高額を記録した。しかしながら原油輸入量は0.8%減少して105億ドルとなった。
一方、ドル安により海外投資家らがドル売りに走ることが懸念されている。なおポールソン財務長官は9日、ドル安によるドル売り懸念について「ドルは世界大戦以来世界中で準備通貨の役割を果たしてきた。そしてそれには理由がある。米国は世界最大の経済力があり、海外からの投資に開放的な体制が整っている」と述べ懸念を退けた。
対中貿易赤字は相変わらず上昇しており、前月比5.5%増の238億ドルと過去2番目の最高値を記録した。中国製テレビ、携帯電話、コンピュータおよび玩具などがクリスマスシーズンのディスカウント販売に向け大量に輸入されたためと見られる。
今年9月までで米貿易赤字額は前年比で7.4%減となっている。
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