インテル、新型チップ販売開始へ
世界最大の半導体製造企業である米インテルは12日からトランジスタ容量を40%増量した最新型プロセッサの販売を開始する。
インテルは16種類の新型マイクロプロセッサの出荷を開始する。用途はサーバーやパソコンゲーム機などの最新型機器向けで、機器の電力消費が低減される。
12日出荷する予定のマイクロプロセッサのうち最も複雑なチップには、8億2千万個のトランジスタが内蔵されている。これは従来技術によるトランジスタ容量5億8,200万個をはるかに上回る容量である。ちなみにインテルが1970年代初めに初めて導入したチップのトランジスタ容量はわずか2,300個であった。
インテル最新チップの回路幅は従来の平均65ナノメータから縮小され平均45ナノメータとなっている。回路幅が小さければ小さい程電気製品のパフォーマンスを向上させ、さらに製造費削減にもつながる。
またインテルは今回出荷する新型チップにおいて、回路幅を狭くすることで生じる電力消費問題を解決するために新素材を使用しているところが特に注目されている。インテルは今後45ナノメータチップ製造工場の建設、改修工事に80億ドルを費やす予定であるという。
インテルの新型チップがデスクトップPCおよびノートPCに適用されるのは2008年第1四半期となる予定であるという。一方競合他社のAMDはIBMと提携して同様のチップを2008年半ばに販売開始しようとしている。
インテルのサーバー用新型CPUは、4つのプロセスエンジンをもつクオッドコアモデルでクロック周波数が2-3.2ギガヘルツ、デュアルコアでは3.4ギガヘルツとなるという。
サーバーチップは千個単位で177ドルから1,279ドルで販売され、ゲーム機用チップは同様に千個単位で999ドルで販売されるという。インテルによると、16種の新型プロセッサーはすべて45日以内に利用可能となるという。
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