13日のニューヨーク株式市場は5日ぶりに大幅反発した。ダウ工業株30種平均前日比319ドル54セント高の1万3,307ドル9セントで終えた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同89.25ポイント高の2,673.65で終えた。ゴールドマン・サックスがサブプライム問題で大きな評価損の計上を見込んでいないと述べたことと、ウォルマート・ストアーズが好決算を発表したことでクレジット危機と米経済に対する懸念が後退し、買いが膨らんだ。原油相場の急落も相場の押し上げ要因となった。 ゴールドマン・サックスのブランクフェイン最高経営責任者(CEO)はメリル・リンチが主催した会合で、ゴールドマンはサブプライムローン市場でショートポジションにあり、大幅な評価損を計上する見込みはないと述べた。 サブプライム関連で相次いで大幅な評価損の計上を発表したシティグループやメリル・リンチに続き、バンク・オブ・アメリカが、第4四半期に30億ドルの評価損を計上する見込みだと発表したが、ゴールドマンのニュースが好感されたために下げ材料とはならなかった。 一方、小売大手ウォルマートが発表した第3四半期決算は予想を上回り、クリスマス商戦シーズンの個人消費が予想よりも堅調である可能性を示唆した。同社は第3四半期に大幅な割引を行っていたが、利益幅が低下していないことも示された。 エネルギー価格が下落したことも市場で好感された。ニューヨーク商品取引所(NYMEX)の原油先物相場で米国産標準油種WTI(12月限)は3.45ドル下落し、1バレル91ドル17セントの終値をつけた。