世界最大の小売業大手米ウォルマートは13日、8-10月期(同社第3四半期)収益発表を行った。同社第3四半期純利益は前年同期比8%増の28億6千万ドル(約3千億円)、売上高は同9%増の919億5千万ドルとなった。 同社一株利益は70セントとなり、前年同期比の62セントから上昇を示した。トムソンファイナンシャルアナリストらの予測平均は一株利益67セント、売上高916億ドル7千万ドルで、アナリスト予測値も上回る結果となった。第3四半期ウォルマート既存店売上高(ガソリン売上高除く)は前年同期比1.5%増となった。同社は第4四半期既存店売上高が2%以上上昇すると予測している。ウォルマート好業績により、13日同社株価は2.65ドル(6.1%)上昇して45.97ドルとなった。 米小売業界アナリストらは、ウォルマートは2年間にわたる業績低迷を乗り越えて今が業績回復過程にあると分析している。国際ショッピングセンター協会(ICSC)リサーチディレクター兼主任エコノミストのMichael P.Niemira氏は、米経済の先行き不透明により、ホリデーシーズンにウォルマートのようなディスカウントストアを利用する消費者が増加するようになるだろうと分析している。 ウォルマートは第4四半期一株利益が99セントから1.03ドルの間、通年の一株利益は3.13ドルから3.17ドルの間となると発表した。アナリストらは第4四半期一株利益1.02ドル、通年一株利益3.09ドルとなると予測している。