松下、和歌山工場増強でリチウム電池の生産拡大 09年には生産を1.5倍に
松下電器産業<6752>の子会社である松下電池工業は15日、和歌山工場で新棟を建設し、リチウムイオン電池の生産を拡大すると発表した。携帯電話やデジタルカメラなどで拡大する需要に対応するため、生産体制の強化を狙う。
同社によると、新棟の建設は12月に着工し、08年5月の完成を目指している。投資金額は約45億円。09年度には守口本社工場、和歌山工場、中国のパナソニックバッテリー無錫の3拠点を合わせたリチウムイオン電池の生産能力が現在の1.5倍にあたる月産3,700万個まで上昇するという。
和歌山工場はこれまで電池用部品と位置づけられていたが、今後は電池の組み立てから検査・出荷までを一貫して行い、国内での生産は守口本社工場との2拠点体制となる。
同社では、9月末に守口本社工場で火災が発生し、電池供給に影響が出たことから、生産拠点を分散することでリスク低減を図る狙いもある。
和歌山工場の防火体制に関しては「守口本社工場での火災事故における関係当局の指導を踏まえ、防火管理・防火施策の強化を図る」と述べている。
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