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OPEC首脳会議、 非ドル通貨に関心高まる

2007年11月19日 09:44更新 mailメール

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 ドル相場の下落によるドルでの購買力が低下している中、イランアハマディネジャド大統領は18日、石油輸出国機構(OPEC)加盟各国が原油輸出代金の決済通貨として非ドル通貨に関心を高めていると話した。

 先週末にサウジアラビア首都リヤドで開催されたOPEC首脳会議では、アハマディネジャド大統領のドル離れを勧める発言に対し、米国の同盟国であるアウジアラビアがドル安の懸念についてあまり言及したがらないなど、加盟国間で亀裂が生じる場面が見られた。

 アハマディネジャド大統領は米国への明確な嫌悪感を示し、サミット終了後の記者会見では「価値のない紙幣を我々に与えて原油資源を獲得している」と述べ、ドル安の責任がブッシュ政権にあるとし、ブッシュ米大統領の対外政策を非難した。

 世界市場での原油価格はドル通貨で定められているため、ドル安により原油価格が急騰していることに原油産出国各国が懸念を示している。

 サミットでは米国の同盟国であるサウジアラビアのアブドラ国王が原油市場が今日の世界に及ぼす影響に話題を変えようとしたが、アハマディネジャド大統領、ベネズエラウゴ・チャベス大統領によって、非ドル通貨への関心に焦点が当てられた。

 チャベス大統領は17日、OPECは「活発な政治活動団体として機能するべきだ」と主張したが、アブドラ国王はOPECは常に穏健な産油国による同盟組織として機能するべきだと主張し、チャベス大統領と距離を置いた。

 OPEC首脳会議の声明文では、ドル安が懸念されていることは言及されなかったが、「OPECは常に加盟国間の金融問題において、加盟各国それぞれの提案を参考にして協力し合い、調査していく方針である」と述べられていた。

 今回のOPEC首脳会議で、原油の増産が決定されるかどうか期待が高まっていたが、OPEC高官らによると原油増産を行う予定はないという。OPECでは現在生じている原油価格の高騰は、ドル安と投資家の投機によるものであって、原油供給量が不足しているわけではないと見なしている。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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