ホーム > 一般 > 北米 > 調査・報告 > 米10月住宅着工件数3%増、前年比16.4%減の低水準

米10月住宅着工件数3%増、前年比16.4%減の低水準

2007年11月21日 06:10更新 前の記事 次の記事  一般・調査・報告一覧
記事を印刷する 記事をメールで送信する
ソーシャルブックマークに登録:Yahoo!ブックマークに登録Choixに投稿はてなに投稿BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマークlivedoorクリップに投稿CoRichに投稿

 米商務省は20日、10月の米住宅着工件数(季節調整済み)が年率換算で前月比3%増、前年同月比では16.4%減の122 万9千戸となったと発表した。特に全体の7割を占める一戸建て住宅着工件数は年率換算で前月比7.3%減の88万4千件となり、1991年10月以来の最低水準となった。

 さらに先行指数として用いられている住宅着工許可件数は117万8千戸となり、前月比6.6%減、5か月連続の減少を示した。地域別では中西部で21.1%増、北東部で8.5%増、西部で5.8%増、南部で前月比4.6%減となった。

 今回の着工件数の低迷の発表により、現在生じている米住宅市場の低迷は来年半ばまでさらに悪化を示すことが予測されるようになった。8月に生じた米信用収縮問題により、金融機関は住宅ローン貸付け基準を厳格化せざるを得なくなり、一般消費者にとってはより住宅ローンを受けるのがより難しくなった。

 さらに信用力の低い個人向け(サブプライム)住宅ローンで住宅市場が賑わっていた過去5年間に住宅を購入した200万世帯がこれから初期返済額に250~300ドル増し加えた高額返済に切り替わるようになり、住宅ローン債務不履行件数がさらに増加しないか懸念が高まっている。

 アナリストらはまだ売れ残り物件を多数抱えているため、住宅着工件数は今後数ヶ月間でさらなる低迷を示すと予測している。

 全米不動産協会(NAR)チーフエコノミストのDavid Seiders氏は、「需要の弱まりと売れ残り物件の増加により、着工件数は減少させざるを得ないだろう」と述べ、住宅着工件数が回復を示すのは来年半ば以降であるとの見通しを示した。また米FRBは景気後退を防ぐためにさらなる利下げを行う必要があるとの見解も示した。

 多くのエコノミストは7-9月に3.9%増となった米経済成長率は10-12月期に1%にまで減少するだろうと予測している。米FRBは利下げに関して米経済成長率の弱まりとインフレの高まりの狭間での難しい決断を迫られている。

○投票 ×投票
Powered by newsing
*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

最新記事一般最新記事

PR
一般セクションで国際・政治関係の記事をもっと読む

この記事のトラックバック(0)

  • この記事のトラックバックURL(承認制のため、掲載されるまでしばらく時間がかかります。) :
求人検索サービス提供中
Webサービス
arr [リリース掲載・配信] 900媒体以上へリリース配信
arr [ネットショップ] 0円から開業の安心ネットショップ
arr [ホームページ制作] 見積無料、中小企業のHP制作
arr [テンプレート] 美しいHPテンプレートの格安販売
メールマガジン配信中
人気TOP10ニュース
 
track feed なかのひと