23日のニューヨーク株式市場は大幅に反発した。ダウ工業株30種平均は21日終値比181ドル84セント高の1万2,980ドル88セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同34.45ポイント高の2,596.60で終えた。短縮取引で薄商いとなるなか、クリスマス・年末商戦への期待感や連日の株価下落による値ごろ感が広がり、金融株を中心に買いが優勢となった。 感謝祭明けでクリスマス・年末商戦が本格的に始まる「ブラックフライデー(黒字の金曜日)」が経済の活性化をもたらすという期待感が広がった。 サブプライム関連の懸念からここ数週間は大幅に下落していた金融株は値ごろ感から上昇した。第3四半期と第4四半期を合わせてこれまで総計750億ドルの評価損が金融各社から発表されている。 政府系住宅金融機関の米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)と米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)が四半期決算で大幅な損失を発表したことも懸念の一端となっていたが、 フレディマックは47セント高の26ドル47セント、ファニーメイは2ドル97セント高の32ドル20セントだった。 オンライン証券大手のイー・トレードは1.07ドル(25%)高の5.33ドルとなった。CNBCテレビが、チャールズ・シュワブやTDアメリトレードと合併に向けた交渉を進めていると報じたことで好材料視された。 23日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場で、米国産標準油種WTIの先物価格(1月限)は89セント上昇し、1バレル98.18ドルで終えた。