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米10年債利回り、2年半ぶりの4%割れ

2007年11月27日 13:22更新 mailメール

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 26日、米クレジット市場への懸念高まりにより、米10年債の利回りが過去2年半で最低水準に達した。クレジット市場における住宅ローン債権問題や、住宅市場の低迷により、リスクの高い金融商品を手放し、安全な政府国際への投資を模索する投資家が増加するようになってきた。

 HSBCは26日、同社SIV子会社二社の救済措置として両社の資産450億ドルをバランスシートに計上すると発表した。これまで多くの主要銀行がSIVをバランスシートから切り離していたため、サブプライム問題の深刻度を曖昧にさせてきた。HSBCはさらにSIVファンド2社に対して350億ドルの資金注入も行うという。

 米10年債の利回りは先週23日の4%を下回り、3.85%となった。10年債の利回りが4%を下回るのは2005年6月以来のことである。米30年債利回りは先週23日の4.43%から減少して4.25%となった。また米2年国債利回りも先週23日の3.07%から減少して2.94%となっている。米2年国債が3%を切るのはほぼ3年ぶりのことである。

 米投資家らの米景気減速の懸念は、感謝祭を迎えての米消費者による活発なショッピングシーズンを迎えてもなお、高まりを見せている。米小売店5万店舗以上の売上高統計を集計しているShopperTrakによると、米感謝祭を迎えた先週末23,24日の米小売売上高は前年同期比7.2%上昇して164億ドルとなったという。しかしアナリストらはこの2日間の力強い売上が今後も続くかどうかは疑問視している。

 今年末の信用収縮問題の深刻化を避けるために、米ニューヨーク連銀は26日、市場の流動性を高めるための一連の資金注入計画を発表しており、28日から米市場金融システムに80億ドルを注入する予定であるという。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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