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アステラス製薬、癌領域の抗体医薬を専門とする米バイオベンチャー「Agensys」を買収

2007年11月27日 17:42更新 前の記事 次の記事  企業・合併・吸収一覧
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 アステラス製薬<4503>は27日、米国持株子会社アステラスUSホールディング(本社:米国イリノイ州ディアフィールド)が米国Agensys(本社:カリフォルニア州サンタモニカ)を買収する最終契約を締結した事を発表した。

 アステラス製薬によると、同契約における買収価格は3億8千7百万ドル(Agensys保有の純現預金3千万ドルを含む)。さらに、Agensys株主は、Agensysによるマイルストーン達成に伴い、最大1億5千万ドルを受け取る権利を留保する。

 Agensysは、癌領域の抗体医薬を専門とするバイオベンチャー企業で、ヒト組織を用いた遺伝子発現解析により候補遺伝子を選択し、これまでに14の癌種から30種の新規標的抗原を発見した実績を持つ。また、Abgenix社(現Amgen社)よりライセンス供与を受けたヒト抗体産生マウスを使用し、抗体取得が難しい抗原からも抗体を取得するなど、抗体医薬開発において豊富な経験と治験薬製造設備を有している。

 Agensysの買収によって、癌領域を含む自社抗体医薬研究体制の一層の強化につながるものと考えている。更にAgensys由来の標的分子は、低分子癌治療薬の自社研究への応用にも期待が持たれている。

 今後、米国独占禁止法上の審査等の法定手続を経て、AgensysはアステラスUSホールディングの新設子会社を吸収合併し、同社の100%子会社となる予定だという。

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