Wii、米国内での販売堅調
米国内で先週、任天堂のゲーム機「Wii」の週間販売台数が35万台を記録した。60万以上台を販売した昨年11月の発売開始時に次ぐ販売数だった。当初から引き上げた2008年3月通期の販売目標1,750万台の達成に向かって順調に進んでいるが、一方で同社幹部は年末にかけての供給不足を指摘している。
任天堂は生産を増強し、月間の生産台数は180万台となっているが、米国法人のレジー・フィザメイ社長によると製造業者がさらに生産能力を引き上げることはできないという。
フィザメイ社長は23、24日にWiiの供給状況についてペンシルベニア州エリーとワシントン州レドモンドのウォルマート、ベスト・バイ、ゲーム・ストップ、ターゲット、トイザらス店舗で調査を行った。
同社長はAP通信のインタビューに対し「店頭でWiiを一つも見つけることができなかった。午前11時にウォルマートに入った時、一人の客が最後の1台を手にして歩いていた」と述べている。同社長はまた、米経済とガソリン価格の上昇に関して「強く懸念している」としながら、クリスマスの前週に販売台数の最高記録を更新するとの予想を示した。
Wiiの地域別の販売比率は北米・中南米が約40%を占めており、米国内のWiiの累計販売台数は550万台に達している。日本を中心としたアジアは35%、欧州・中東は25%となっている。
同社長は、任天堂が品薄感をあおるためにWiiの供給を制限しているといううわさに関しては「商品の不足は誰にとっても利益とならない」と否定し、「需要に対する予想が正確でなかったことがすべての原因だ。当社はWiiの可能性についてもっと楽観的になる必要がある」と述べている。
Wiiの価格は250ドルで、他のゲーム機とは異なりモーションセンサーを搭載したリモコン型のコントローラで操作する。Wiiのソフトは子供から保護者、年配者まで幅広い層で人気を獲得している。競合するゲーム機では、ソニーのプレイステーション3が現在、80ギガバイトモデルが当初の599ドルから100ドル引き下げられた499ドルで販売されている。今月2日には40ギガバイトの新モデルが発売された。マイクロソフトのXbox 360は350ドルで販売されている。
任天堂はWiiの販売で大きな収益を上げており、2008年年3月期の中間連結決算では売上高が前年同期比約2.3倍の6,948億円だった。
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