ホーム > マネー・経済 > 北米 > 金融政策 > バーナンキFRB議長、追加の利下げ示唆

バーナンキFRB議長、追加の利下げ示唆

2007年11月30日 10:49更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・金融政策一覧
記事を印刷する 記事をメールで送信する
ソーシャルブックマークに登録:Yahoo!ブックマークに登録Choixに投稿はてなに投稿BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマークlivedoorクリップに投稿CoRichに投稿

 米連邦準備理事会(FRB)のベン・バーナンキ議長は29日夜にノースカロライナ州シャーロットで講演を行い、米経済のてこ入れのために追加の利下げが必要となる可能性があるとの認識を示した。また、信用収縮の悪化、住宅市場低迷の深刻化、エネルギー価格の上昇が「今後数カ月間、消費者にとって逆風」となる公算が大きいと述べた。

 バーナンキ議長は、個人消費は引き続き拡大し、米国が景気後退に陥らずに現在の問題に持ちこたえることができるとの見通しを示した。

 米国が景気後退に入る可能性は高まっており、個人消費が急激に落ち込めば、経済が一挙に減速する可能性がある。同議長は、FRBが「特別に警戒し、柔軟な態勢を保つ」必要があると述べた。

 同議長のコメントは、FRBが今年最後となる12月11日の公開市場委員会(FOMC)で利下げを実施することを示唆したものとして受け止められる可能性が高い。

 FRBは今年、住宅市場の低迷と信用収縮への対策として9月と10月に2度の利下げを実施している。10月のFOMCでFRBは、これ以上の利下げは必要がないとの姿勢を示していたが、金融市場の混乱はその後も継続し、住宅市場の落ち込みもさらに進んだ。消費者のマインドも悪化しており、同議長によると個人消費は「軟調な状態にある」。

 同議長は、経済の見通しが「9月と10月に見られた改善を一部逆転させた金融市場の混乱の再燃によって大きく影響を受けた」「この結果、金融状況のタイト化がさらに進み、住宅市場やクレジットの影響が強い業界にさらに圧力となる可能性がある」と述べた。

 バーナンキ議長が講演を行う数時間前には、米政府が住宅市場の悪化などを背景として、2008年の経済成長見通しの下方修正を発表した。米政府は来年の失業率見通しの上方修正も行ったが、インフレは緩和されるとの見通しを示した。

 米商務省が同日発表した第3四半期(7-9月期)の実質経済成長率は4.9%で、速報値の3.9%から上方修正された。4年ぶりの高水準となったが、第4四半期にこの水準が持続するとは見られておらず、アナリストは1.5%の成長率を予測している。


○投票 ×投票
Powered by newsing
*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

最新記事マネー・経済最新記事

PR
PR
マネー・経済セクションのトップへ


この記事のトラックバック(0)

  • この記事のトラックバックURL(承認制のため、掲載されるまでしばらく時間がかかります。) :
求人検索サービス提供中
Webサービス
arr [リリース掲載・配信] 900媒体以上へリリース配信
arr [ネットショップ] 0円から開業の安心ネットショップ
arr [ホームページ制作] 見積無料、中小企業のHP制作
arr [テンプレート] 美しいHPテンプレートの格安販売
メールマガジン配信中
人気TOP10ニュース
 
track feed なかのひと