5日のニューヨーク株式市場は大幅反発した。ダウ工業株30種平均は前日比196ドル23セント高の1万3,444ドル96セントで終えた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同46.53ポイント高の2,666.36で終えた。予想を上回る雇用指標などが好感された。 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)などがまとめた11月のADP全米雇用報告によると、民間部門の雇用者数が18万9千人増と堅調な伸びで、米労働省が7日に発表する11月の雇用統計への期待を高めさせた。同省が6日発表した労働生産性が年率換算で6.3%上昇と4年ぶりの高水準で、賃金圧力は低下したことも好感された。 一方で、金融業界は依然としてクレジット問題にあえいでおり、サプライマネジメント協会(ISM)が発表した11月の非製造業部門景気指数は54.1で、非製造業部門の成長は鈍化している。 一部の投資家は、米連邦準備理事会(FRB)が大方の予想を上回る0.5%ポイントの利下げに踏み切ると予想している。シェーファーズ・インベストメント・リサーチのシニア・テクニカル・ストラテジストであるRyan Detrick氏は、0.25%の利下げは一部で失望を招く可能性があるが、FRBが公開市場委員会(FOMC)後の声明で追加利下げの可能性に言及すれば相場は上昇するとしている。