米ニューズ、今週末までにダウジョーンズ買収
2007年12月10日 12:49更新
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米ニューズはダウジョーンズの市場価値をはるかに上回る50億ドルで買収を行う。買収は規制当局の承認も受けたため、早急に完了する見込みである。これに伴い今後米ニューズによる買収がWSJのクオリティ、売上にどのように影響するかに注目が集まっている。
先週には米ニューズはダウジョーンズ新マネジメントチームを適用し、米ニューズの英国新聞事業を統括するニューズ・インターナショナル社のレスリー・ヒントン会長がダウジョーンズCEOに、ニューズ傘下の英タイムズ紙のロバート・トムソン編集長がWSJ発行人として任命された。これに伴い、ダウジョーンズリチャード・ザニーノCEO、WSJのゴードン・クロビッツ発行人が退任することとなった。
今のところ米ニューズからのコメントは得られていないが、ダウジョーンズCEOのリチャード・ザニーノ氏は、マードック会長および米ニューズがダウジョーンズを健全な方向にもっていくだろうと述べ、「米ニューズの企業文化は企業買収や提携の連続で、買収による危険性も十分に事前に考慮している」と話した。
ダウジョーンズは伝統あるビジネス誌である一方、ロイター通信やブルームバーグなどのオンラインニュースとの競合にも苦戦する一面も見られていた。これまでもカラーページやライフスタイルに関する特集、土曜日版や有料制のオンラインサイト構築などで工夫を凝らして来たが、米ニューズによる買収で、今後さらなる改変が行われることが期待されている。
マードック会長は米ニューズ傘下のダウジョーンズ経営陣として、同氏の息子であるジェームズ・マードック氏(34)をニューズの欧州、アジア部門の管轄者として任命した。マードック氏はダウジョーンズ買収後、WSJをThe New York Timesに対抗すべく米国内記事、ワシントン記事の分量を増やし、オンライン版の運営を充実させようとしている。また海外でも特にアジア、欧州での運営を充実させ、英ピアソン社のファイナンシャルタイムズに対抗していく方針であるという。
※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.
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