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米銀大手バンカメ、ワコビア、PNC、第4四半期の損失見通しを拡大

2007年12月13日 10:47更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・サブプライム問題一覧
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 米銀大手のワコビア、バンク・オブ・アメリカ、PNCファイナンシャル・サービシズ・グループは12日、第4四半期(10-12月期)に計上する評価損の見通しを引き上げ、業績が失望を誘う内容になることを示唆した。

 ワコビアは、第4四半期の融資関連の損失見通しを従来見通しの2倍となる約10億ドルに引き上げた。バンク・オブ・アメリカのケン・ルイス最高経営責任者(CEO)は評価損が従来見通しから拡大することを指摘し、現在の金融市場の混乱が2008年まで及ぶとの予想を示した。また、PNCファイナンシャル・サービシズは貸倒れに備えた引当金を第3四半期の2倍以上に積み増すと発表した。

 先月の米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、ワコビアは第4四半期の融資関連の損失見通しを5億-6億ドルとしていた。ケン・トンプソンCEOは、サブプライムローン(信用力の低い借り手向け融資)担保証券などを含む、商業用と個人向けの住宅ローン、レバレッジド・ファイナンス、ストラクチャード商品(仕組商品)による第4四半期の損失が、第3四半期と同水準の14億ドルに達していると述べている。

 バンク・オブ・アメリカのルイスCEOは「米経済は明らかに減速している」「第4四半期と第1四半期の経済は弱いと予想しているが、現時点では景気後退に陥るとは見ていない」と述べ、「業績はかなり失望を誘う内容になる」との見方を示した。

 同行は第4四半期の引当金が33億ドルとの予想を示し、債務担保証券(CDO)の評価損が拡大する可能性があると述べた。先月、同社幹部は税引き前のCDOの評価損が30億ドルとの予想を示していた。ルイスCEOは「今日の状況に基づけば、この評価損は既に報道されているよりも拡大すると予想している。最終的な数字は、第4四半期が終了するまで明確には分からない」と述べている。


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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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