(クリックで写真の拡大) イラク・トルコ国境付近の村で家屋内を清掃する村人(2007年12月16日、AP) トルコ軍は16日、クルド人武装勢力の「クルド労働者党(PKK)」が拠点とするイラク北部を空爆した。イラク側の当局者によると、戦闘機が複数の村を攻撃し、女性1人が死亡した。 トルコ軍がウェブサイト上で発表した声明によると、夜間に行われた今回の作戦では、武装勢力の潜伏拠点である国境付近とカンディル山付近を爆撃した。トルコ軍は、攻撃は武装勢力に対して行われたもので、地元の一般市民に向けられたものではないと述べている。 トルコの民間テレビ局NTVやその他のメディアは、今回の空爆には50機以上の戦闘機が参加したと報じている。トルコはこのところ砲撃やヘリコプターで同地域を攻撃しており、戦闘機による空爆あったという未確認の報道も行われていた。 トルコのエドアン首相は、「夜間に実行された今回の作戦は成功だった」と述べ、トルコがPKKに対してさらに攻撃を行う可能性も示唆した。 親クルド人派の通信社であるFiratはPKKによる情報として、一般人2人とPKKのメンバー5人が死亡したと伝えた。攻撃によって学校2校と病院1棟が破壊されたが、トルコ軍の攻撃が予想されたいたことから病院内に人はなかったという。