米アドビ・システムズ、10-12月期は増益
米ソフトウェア大手アドビ・システムズ(Adobe Systems)が17日発表した第4四半期(9-11月)決算は純利益が21%増の2億2,220万ドル、1株利益38セントだった。新ソフトウェアの発売で売上高が過去最高を記録し、市場予想を上回る増益だった。
売上高は前年同期比34%増の9億1120万ドルで、自社予想の8億6,000万ドルから8億9千万ドルを大きく上回った。
アドビは高性能で高額のソフトウェアを提供することで知られており、同社の製品は写真家や映像の編集者、ウェブ・デザイナーなどから高い支持を受けている。
今年は、アドビの25年の歴史のなかで最も重要な製品を立ち上げた年だった。同社は6月に動画制作ソフト「Visual Communicator 3」を公開した。また、企業向けのプロセス自動化ソフトウェアパッケージ「LiveCycle Enterprise Suite」もリリースしている。7月には「Creative Suite 3」ファミリーの「Production Premium」と「Master Collection」を発売した。
同社は、自社株3千万株の追加買い戻しも発表した。買い戻しの総数は5千万株になる。同社は4月に自社株買い戻しを発表し、11月までに177万株を買い戻している。
2005年のマクロメディア(Macromedia)買収に関連するリストラ費用などの特別項目を除けば、純利益は2億8,900万ドル、1株利益は49セントだった。トムソン・ファイナンシャルの調査による同じベースでの市場予想は純利益が2億8,115万ドル、1株利益37セント、売上高が8億8,733万ドルだった。
12月1日に最高経営責任者(CEO)に就任したシャンタヌ・ナラヤン氏はAP通信の取材に対し「全面的に堅調な四半期だった」と述べた。
2007年通期では、アドビの純利益は7億2,380万ドル、1株利益が1.21ドルで前期から43.1%増加した。売上高は前期比22.6%増の31億5,800万ドルだった。
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