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ヤマハ、オーストリアピアノメーカー・ベーゼンドルファー社の全株式取得へ
ヤマハ<7951>は20日、プレミアムピアノ製造販売を行うベーゼンドルファー社(オーストリア、ウイーン市)の全株式を、同株式を保有するオーストリアの銀行 BAWAG社より取得することで基本合意し、オーストリアウイーン現地にてヤマハ及びBAWAG社間で契約を締結したと発表した。
ベーゼンドルファー社は、1828年に設立されたコンサート用グランドピアノを始めとするプレミアムピアノメーカーである。ウイーンの音楽文化を象徴する存在として、高品位なものづくりを継承している。1966年に米国ピアノメーカー キンボール社の所有となった後、2002年にオーストリアの銀行 BAWAG P.S.K.グループに譲渡され現在に至る。
ヤマハは、1900年からピアノ製造を開始しており、コンサートグランドピアノCFIIISを頂点とした幅広い商品構成を持つフルラインサプライヤーとして事業展開をしている。また、ウイーンにヨーロッパ現地法人の支店を配置している。これまで、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団からの要請によりメーカーの減少で存続も危ぶまれたウイーンの音・音楽を継承するためにウイーン専用楽器を開発し、現在も製作を継続している。
ベーゼンドルファー社のピアノも伝統的な製造が継承されていることから、ヤマハが経営を受け持ち、ベーゼンドルファー社を成長させることで今後の文化の継承も可能となるものと考えていたという。
ヤマハは今後、来年早期に、法的な手続きを終えた後、実際の株式譲渡を行い、ベーゼンドルファー社の製造拠点は、基本的にオーストリアに残すという。
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