米ゴールドマンCEO、約78億円のボーナス
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ゴールドマン・サックスが提供したロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)の写真(AP Photo/HO, Goldman Sachs)
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サブプライム問題の影響で大半の米大手投資銀行各社が巨額の損失を出す中、ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)は投資銀行のCEOとして過去最高となる総額6,850万ドル(約78億円)のボーナスを手にした。
ブランクファインCEOは、ボーナスとして2,680万ドルを現金で受け取り、4,100万ドル相当はストック・オプションとして付与される。また、基本給として60万ドル(約6,800万円)の収入も得る。今回のボーナスはこれまでの過去最高だった昨年の5,340万ドルから27.2%増加したことになる。
ゴールドマン・サックスは、金融各社が大きな影響を受けたサブプライム住宅ローン関連の損失の大部分を回避することができたため、過去最高の年度利益を上げている。第4四半期単独の純利益は31億7千万ドルで、同業大手を大きく上回った。
ゴールドマンを除いた大半の投資銀行は、住宅ローン担保証券の評価額減少によって大幅な損失を出している。特に、信用力の低い貸し手向けの融資であるサブプライム住宅ローンで債務不履行が増加しているため、各社が同証券の大幅な評価損を計上することを余儀なくされている。
米5大投資銀行でゴールドマンの他にボーナスを受け取ったのはリーマン・ブラザーズのリチャード・ファルドCEOだけだった。同社の9-11月期決算は、純利益が8億7千万ドルで、決算発表後にファルドCEOが3,500万ドル相当の株式を受け取ることを明らかにした。
モルガン・スタンレーのジョン・マックCEOは今週初め、住宅ローン市場での損失に関連した第4四半期の評価損に「深く失望している」ため、年末ボーナスをカットすると発表している。同社は第4四半期にサブプライム担保証券で94億ドルの評価損を計上し、四半期決算としては初めての赤字となった。
ベアー・スターンズのジミー・ケインCEOもボーナスを返上する。ケインCEOと他の幹部は、同社がサブプライム問題で大幅な打撃を受けたため今年度のボーナスを受け取らない方針。
メリルリンチのジョン・セインCEOは公式的には年末ボーナスを受け取らないが、就任時のボーナスとして1,500万ドルを受け取っている。セイン氏は、住宅ローン関連で第3四半期に約80億ドルの損失を出したことで引責辞任したスタンレー・オニール前CEOに代わり、今月1日に同社CEOに就任した。
米金融業界全体では、ブランクファインCEOのボーナスが最大ではない。ヘッジファンドやプライベート・エクイティではさらに高額のボーナスが支給される可能性がある。例えば、ブラックストーン・グループのスティーブン・シュワルツマンCEOは2006年のボーナスとして4億ドルを受け取っている。
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