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平均株価は上げ幅300円超も買い一巡後は上値重い展開=東京株式市場・25日寄り付き
 25日の東京株式市場では、買い一巡後に上値の重い展開。朝方は、前週末21日から週初24日にかけての米国株式市場の上昇や1ドル=114円台の円安進行を受けて買いが先行し、平均株価は一時1万5583円39銭(前週末比326円39銭高)まで上昇。欧州経由で150億円規模の買いバスケット(売りバスケットはなし)が観測されたことも買い安心感を誘い、先物市場への買い戻しも入ったが、買い一巡後は戻り売りに伸び悩んでいる。
内閣府・財務省が午前8時50分に発表した法人企業景気予測調査では10〜12月期の大企業全産業景況判断指数がプラス0.5と7〜9月期(プラス6.2)から悪化したが、マーケットへの影響は限定的。なお、きょうは6月および12月期決算企業の権利落ち日となっており、平均株価の配当落ち分は約13円となっている。
今朝の外国証券経由の売買注文動向では、330万株の買い越しとなった。24日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均は前週末比98.68ドル高の1万3549.33ドルと3日続伸、ナスダック総合指数は同21.51ポイント高の2713.50ポイントと5日続伸した。メリルリンチがシンガポール政府系ファンドなどからの資本増強を正式に発表したことで信用収縮懸念が後退。金融株に買いが入ったほか、アルコアによる一部事業売却発表なども材料視され、上値基調を強めた。シカゴ平均株価先物清算値は大証終値に比べ365円高の1万5685円だった。NY原油先物相場は、米原油在庫減少見通しを受け、前週末比0.82ドル高の1バレル=94.13ドルと続伸した。東京外国為替市場では、1ドル=114円台前半(前週末終値は113円13銭)で取引されている。
米金融株高を受け、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、みずほ<8411.T>のメガバンクが堅調。オリックス<8591.T>やクレセゾン、リコーリス、プロミスなどノンバンク株にも高いものが目立っている。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>、岡三など証券株や日本興亜<8754.T>、ミレアHD、あいおいなど保険株も堅調。三井不<8801.T>、菱地所、住友不、平和不など不動産株も軒並み高。個別では日立化<4217.T>が完全子会社化を発表した日立粉末<5944.T>がTOB(株式公開買い付け)価格705円にサヤ寄せする格好でカイ気配。ほか、NSWやセントラルS、MARUWA、CSPなどに買いが向かっている。
半面、グッドウィル<4723.T>が気配値を切り下げ、今12月期連結業績予想を下方修正したメルシャン<2536.T>や宮越商、アスクル、クリエートなどが売られている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:株式新聞社

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