(クリックで写真の拡大) ブット元首相の死を嘆く同氏の支持者(2007年12月27日、AP) パキスタンの首都イスラマバード近郊のラワルピンディで27日、自爆テロがあり、政治集会を開いていたブット元首相が死亡した。ブット元首相以外にも少なくとも20名が死亡したという。 ブット氏は、集会を終えて車で会場を離れる際、首と胸部に銃撃を受けた。銃撃犯はその後、自爆した。 ブット氏の弁護士は「執刀医が死亡を確認した」と述べており、ブット氏が率いるパキスタン人民党の党員は「午後6時16分に息を引き取った」と述べている。 病院では正面玄関のガラス戸を破壊する者があり、激しく泣く人もあった。パキスタン人民党の旗を頭に結んだ1人の男性は胸を打ち続けていた。 ブット氏は1988年から1996年の間に二度、パキスタンの首相を務めた。同氏は8年間亡命していたが、10月18日にパキスタンに帰還していた。 ブット氏は帰国時のパレードでも自爆テロの標的となり、ブット氏自身はかろうじて難を逃れたが、140人以上が死亡していた。